胃と腰の関連性は、一般的にはあまり知られていません。
けれど、実はとても深い関係にあるのです。
腰が悪くて胃痛を招くこともありますし、逆に胃が悪くて腰痛を招くこともあります。
例えば、何らかの原因から胃が弱っていると、胃を支えているお腹周りの筋肉も落ちてしまいます。
そうすると、その分の負担を受けるのが腰です。
腰が圧迫されることで血液の循環も滞り、胃痛と腰痛を同時に引き起こしてしまう、というわけです。
疾患以外の胃痛、腰痛の対策として一番重要なのは、血行促進です。
血行不良に陥りやすい、冷え性や便秘気味の方などは特に注意が必要です。
普段からの対策としては、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を習慣的に行うことです。
しかし、既に胃痛や腰痛に悩んでいる場合、なかなか思うように運動をすることも難しいかと思います。
そのようなときは、お風呂にゆっくりつかったり、温かい飲み物を飲むなどするといいでしょう。
また、直接的な原因ではないですが、胃痛を感じると痛みを抑えようとし、背を丸めるような姿勢になりがちです。
姿勢の悪さは腰への負担となりますから、なるべく姿勢は崩さないようにできるといいですね。
腰痛、という症状だけで考えると、見逃されがちな内臓疾患。
腰痛を引き起こす内臓の病気には様々なものがあります。
その内臓の中でも、特に腰との影響が深いものが胃です。
腰痛時、胃を押すと痛い、凝り固まっている、というような場合は、胃が正常に働いていないのかもしれません。
その原因となるのは、胃・十二指腸潰瘍や胃がんなどの疾患から、軽視しがちなストレスや疲労などまで様々です。
ご自分でその凝りをほぐすだけでも、胃痛、腰痛を和らげることが可能です。
しかし、腰痛と胃痛の併発や、その他の症状が見られたら、それは何らかの疾患である可能性も大きいです。
腰痛持ちの方は気付きにくいため特に注意し、おかしいと感じたらすぐに医療機関を受診することをおすすめします。