胃痛の症状

胃痛は誰にでも起こり得る身近な症状である半面、原因は多岐にわたっており、なかなか特定することが難しいです。
体質から胃の弱い方は特に、その症状に悩まされることかと思います。

一言に胃痛とはいっても、その痛みの感じ方、起こり方は様々です。

例えば、食後1〜2時間をのぞき、しきりに痛みを感じるような場合、胃潰瘍が考えられます。
これとは逆に、食後すぐに痛みを感じるときは、胃炎や胃下垂が考えられます。
そして、痛みの感覚が一定でなく、胃もたれや吐き気、口臭などの全身症状を伴う場合、胃がんである可能性もあります。

よく言われるキリキリと痛い、というのは、胃粘膜が荒れているときに起こりやすい痛みです。

また、自覚症状は「胃痛」でも、実際は胃以外の器官に問題が生じていることも少なくありません。
胃痛はみぞおち(心窩部)部分に感じる痛みだとされていますが、その付近には肝臓や腎臓、腸など様々な内臓があります。
そのため、予期しない疾患も考えられますので、安易に痛みの出所は胃だと思い込まないように注意しましょう。

胃痛のもたらす他症状

胃の不調は、体の他の器官にも広く影響を及ぼします。
胃痛の原因が何らかの疾患である場合、その症状は胃痛だけに留まらないことがほとんどです。

例えば、胃炎の際には胃痛のほかに、胃もたれや吐き気を感じることがあります。
胃酸過多症や胃潰瘍では、げっぷが出やすくなりますし、逆流性食道炎は胸やけが特徴的な症状です。
また、胃の病気で症状がひどい場合には、吐血を伴うこともあります。

このように、原因、病気によって現れる症状は変わってきます。
ですから、胃の異常を感じた時、他の症状とあわせて考えてみることで原因を特定する手がかりとなるでしょう。

胃痛は身近な症状とも言え、軽視してしまう方も少なくありません。
しかし、あまりに激しい痛みや嘔吐、吐血を伴うような場合は、必ず医師の診断を受けましょう。


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