空腹時に胃痛を感じたこと、あるのではないでしょうか。
これにはいくつかの原因が考えられますが、一貫して言えるのは、当たり前のようですが、空腹時の胃には食べ物がないということです。
普段食べ物を消化するために分泌されている胃酸が、消化する食べ物がないことで胃を攻撃し、それが痛みの原因となっていることが考えられます。
しかし、本来胃液は食べ物を消化する場面でしか分泌されません。
また、胃自体も胃粘液に守られているため、多少の刺激には耐えられるようにできています。
この均衡が何らかの原因によって崩されていることが、胃痛を引き起こすきっかけとなってしまうのです。
空腹時というのも、この原因の中のひとつで、胃酸の分泌を促すことにつながります。
他にも、不規則な食生活や、カフェインやアルコール、炭酸飲料などの刺激物の過剰摂取、ストレスや睡眠不足、胃の疾患などの様々な原因が考えられます。
また、空腹をしのぐダイエットは、空腹の上にストレスともなりますので、胃のためには控えたいところです。
一日三食、決まった時間に食事がとれるといいですね。
空腹時の胃痛を引き起こす病気には、胃酸過多症や胃・十二指腸潰瘍が考えられます。
痛みの原因は、胃酸が過剰に分泌されてしまうことと、それにより胃粘膜が傷つけられ弱っていることです。
そのため、空腹時に胃痛を引き起こす反面で、食後には胃に入った食べ物を消化していることから、胃粘膜は攻撃を受けず、痛みを感じないことが特徴です。
また、胃薬を服用する際には、胃酸を抑える働きをするもの(H2ブロッカーなど)を選ぶようにするといいでしょう。
逆に、悪影響をもたらす可能性のある薬には、鎮痛作用のある胃薬や、風邪薬、頭痛薬などが挙げられます。